everything-claude-code で Claude を強化する方法
Skills・記憶・セキュリティ設定を一括で追加できるエージェントハーネス「everything-claude-code」の概要と導入手順を解説します。
TL;DR
- Claude Code の動作を Skills・Instincts・メモリ・セキュリティ設定でまとめて拡張できるリポジトリ
- 1 回のセットアップで Claude Code, Codex, OpenCode, Cursor など複数エージェントに適用可能
- 「調べてから書く(Research-first)」を標準ワークフローとして組み込める
- 個人〜チーム単位での Claude Code 設定統一に活用できるオープンソース
everything-claude-code とは何か
ざっくり言うと「Claude Code を賢く・安全に使うための設定集とツール群」です。
everything-claude-code は Affaan Mustafa 氏が公開したオープンソースのエージェントハーネスです。Claude Code 単体では設定しにくい「どのようにタスクを進めるか」「過去の作業を記憶するか」「危険な操作を防ぐか」といった挙動を、まとめてカスタマイズできます。設定ファイルを置くだけで動くため、複雑なプログラミング知識がなくても導入できます。
何が嬉しいのか
- Skills 管理: よく使う作業(コードレビュー・テスト生成など)をスラッシュコマンドとして登録し、何度でも呼び出せる
- Instincts(本能設定): 「実装前に必ず公式ドキュメントを確認する」など、エージェントの基本姿勢をルール化できる(例: 授業前に教科書を読む、を自動でやってくれるイメージ)
- セッション記憶: 作業ログを圧縮して次回セッションに引き継げるため、「先週の続きから始めて」が通じるようになる
- セキュリティガード: 本番 DB への直接書き込みや
rm -rf系コマンドに確認ステップを挟める - マルチエージェント対応: Codex や Cursor でも同じ設定を使い回せる
使ってみる
前提: Node.js 18+ と Claude Code CLI が導入済みであること。
# 1. リポジトリをクローン
git clone https://github.com/affaan-m/everything-claude-code.git
# 2. ディレクトリへ移動してセットアップ
cd everything-claude-code
npm install && npm run setupセットアップ後、プロジェクトの .claude/ フォルダに Skills・設定ファイルが展開されます。
# 3. Research-first モードで起動
/research-first "Next.js App Router のベストプラクティス"/research-first コマンドを実行すると、Claude が実装前にドキュメントやサンプルを自動収集してからコードを書くモードに切り替わります。
# 4. セキュリティプロファイルを適用(任意)
npm run apply-security-profile strictこんな時に効く
- 長期プロジェクトで文脈が途切れる時: セッション記憶機能を使うと、数日後に再開しても前回の議論を Claude が把握した状態で作業を続けられます
- チームで Claude Code を統一運用したい時: このリポジトリをサブモジュールとして取り込み、チーム標準の設定として配布できます
- 本番環境に隣接した作業をする時: Instincts に「変更前に必ず差分を確認する」と設定しておくと、意図しない上書きを防げます
まとめ
everything-claude-code は、Claude Code のデフォルト設定に不満を感じてきたタイミングで試す価値のあるリポジトリです。Skills・記憶・セキュリティを一度まとめて整えることで、毎回同じ指示を書く手間が減ります。まずはクローンして、自分のプロジェクトに合うルールを少しずつ追加してみてください。
